1. ヒトサラ
  2. シーンから選ぶ特集
  3. Premium Restaurants
  4. 還暦祝いの食事はどこがいい?喜ばれるジャンルや段取りを紹介!

還暦祝いの食事はどこがいい?喜ばれるジャンルや段取りを紹介!

還暦祝いの食事はどこがいい?喜ばれるジャンルや段取りを紹介!

60歳になると還暦のお祝い、伝統的な行事として定着してますよね。もうすぐ家族が還暦を迎えるというあなた、還暦は一生に一度の大切な記念日です。せっかくなら普段食べられないような豪華な食事でお祝いしてあげませんか?還暦祝いは大事な節目を祝うだけでなく、日頃の感謝を伝えたり、家族のきずなを再確認したりすることにも繋がります。今回はそんな還暦祝いに喜ばれる食事についてご紹介します。素敵な会にして還暦になるご家族を喜ばせてあげましょう。

還暦とは?なぜおめでたい?

>還暦とは?なぜおめでたい?

そもそも還暦とはどういうお祝いなのでしょう。還暦の「還」は「もどる」という意味を持ち、「暦」は干支のことをいいます。60年で十干十二支による生まれ年の干支に戻ることから「還暦」といわれています。還暦になると魔除けの色と言われる赤いものを贈る風習があります。この習慣だけは聞き馴染みのあるかたも多いのではないでしょうか。還暦の風習は中国から伝わったとされ、日本で始まったのは飛鳥時代、奈良時代ともいわれています。

還暦祝いにルールはある?

還暦祝いにルールはある?

還暦祝いには長い歴史があるということが分かりました。では、還暦祝いは実際どのような内容のものなのでしょうか。ここでは還暦祝いを行う上でのルールを紹介していきます。

昔ながらの還暦祝いはどんなもの?

昔ながらの還暦祝いは“赤いちゃんちゃんこ”や“赤い頭巾”を贈り、お祝いをするのが一般的でした。しかし、現代では60歳といっても働き盛りの人が多いのであまり高齢者扱いすると嫌がる方もいるかもしれません。高齢になったことを祝うというよりは、60歳の節目を祝い「これからも頑張ってね」という気持ちを込めて、感謝の気持ちを伝える場にしたいですね。

なぜ赤いちゃんちゃんこ、赤いものが良い?

なぜ還暦祝いでは赤いものを身に着けたりプレゼントしたりするのでしょうか。還暦は干支が一巡して生まれたときに戻るという意味があります。古来、赤ちゃんの産着には魔除けの意味がある赤い色が使われていました。そこから還暦になるともう一度赤ちゃんに戻るという意味で赤いものを身に着ける風習が生まれたといわれています。

でも特別なルールやマナーはない

還暦祝いでは、家族や親戚、親しい人たちが集まって会食を楽しんだ後、赤色のプレゼントを贈るという流れが一般的です。しかし還暦祝いには特別なルールやマナーはありませんので、オリジナルのお祝いを考えてみるのもいいでしょう。

誰を呼ぶべきか

還暦祝いは基本的には家族や親戚で行うことが多いですが、中には親しい友人や会社関係の人を招く場合もあります。上司が還暦を迎えたときに部下や教え子がお祝いするケースもあるようです。誰を招くのかは本人や親戚と相談して決めるのがいいでしょう。

還暦祝いのタイミングは?

還暦祝いは還暦になる誕生日前後に開催するのが一般的ですが、親戚が集まりやすい正月やお盆、ゴールデンウィークなどに行うケースも増えてきているようです。厳密に日程に決まりはないありませんので、参加者が集まりやすい日に設定するといい親切でしょう。

還暦祝いに何をする?

言ってしまいがちだけど言われた方は困る!NGな回答は?

一般的に還暦祝いは家族主催で食事会を行い、最後にプレゼントを贈るというパターンですが、最近では「還暦旅行」を家族がプレゼントすることもあるようです。お祝いの気持ちが伝われば、食事会にこだわる必要はないのかもしれませんね。

還暦祝いの食事はどこがいい?

還暦祝いの食事はどこがいい?

還暦祝いの食事会を行う場合、どのようなところを選べばいいのでしょうか。ここでは還暦祝いにふさわしい食事の内容やお店のタイプなどをご紹介します。

お店のタイプ

まずは、還暦祝いの食事会を行うお店のタイプについてです。

個室

お祝いの席となるとお酒も進みますし話も弾むでしょう。個室があるお店だと、ほかのお客さんに迷惑を掛けることもありませんし、話にも料理やお酒にも集中できるのでオススメです。また、家族総出のお祝いで小さいお子様がいる場合にも周りへの気遣いなどが発生しないように個室の利用がいいでしょう。

騒がしくない

どうしても個室の席が取れない場合には、なるべく騒がしくないお店を選びましょう。人数が集まるようなら、小さいお店を貸し切りにするというのも一つの手です。

くつろげる座席、座りやすい座席

今の60歳はまだまだ元気といっても、年齢的には高齢者の仲間入りをする年齢です。なるべく体の負担にならないように、腰を落ち着けられるソファ席や、掘り炬燵などの座りやすい座席があるお店だといいでしょう。車椅子の方や、補助が必要な方などがいる場合には事前にお店側に相談しておくことが大切です。

お店のジャンル

還暦祝いの食事のジャンルはどういったものが好まれるのでしょう。せっかくなので普段行けないようなレストランを予約するのもいいかもしれませんが、一番大切なのは当人が喜んでくれること。これを忘れずにお店選びをしましょう。

やっぱり和食

正式なお祝いなので、日本の伝統的な和食が好まれます。懐石、すき焼き、お寿司、日本料理など様々な種類を選べるのもいいですね。

特別な日はラグジュアリーなレストラン

和食に限らず、イタリアンやフレンチのおしゃれなお店を予約するのもいいかもしれません。コース仕立ての料理で普段味わえない特別感を演出することもできます。

旅館やホテルで行う場合も

旅館やホテルにで泊りがけで行くのもいいでしょう。泊りならお酒を飲んでも帰りの心配をする必要がありませんし、よりリラックスした食事会が楽しめるでしょう。大人数だと予算面で難しいかもしれませんが、家族だけの会なら気軽に行えそうですね。

自宅にシェフを呼んで食事することもできる

ご希望の場所にシェフを呼び、その場で食事を提供頂くことができるので、周りを気にせず食事を楽しむことができます。料理はご希望やシェフおまかせがあり、予算に合わせて内容も決められます。ご自宅にシェフを呼ぶ場合は、食事後に移動する必要がないこともメリットとして挙げられます。

還暦祝いの相場は?

還暦祝いのプレゼントをしたいけど、どれぐらいの金額のものを贈ったらいいか分からないという人も多いでしょう。還暦を迎える本人との関係性でも変わってきますが、おおよそ一人5,000~10,000円程度だと言われています。個々で贈るのもいいですが、参加者でお金を持ち寄りプレゼントを贈ることも多いようです。

縁起がいいとされる料理や食材

外食に行かずに、家で食事会を行うケースもあるようです。その場合どのような料理がいいのでしょう。せっかくなら縁起がいい料理や食材でおもてなししたいですよね。

鯛は「めでたい」といわれ古くから縁起がいい食材とされています。七福神の恵比寿さんが抱えているのも鯛ですし、大きな頭や赤色の見かけも立派で豪華です。

海老

海老は長いひげと曲がった腰という見た目が長寿の象徴とされ、色も真っ赤で縁起がいい食材とされてきました。また、脱皮を繰り返すため、新しく生まれ変わるというゲン担ぎの意味もあります。

赤飯

赤飯も昔からおめでたい時に食べられてきました。赤い色には厄除け効果があり、古くから魔力があると信じられてきました。赤飯にもその魔力があると、昔からお祝いの席で食べられるようになりました。

ちらし寿司

ちらし寿司は見た目の華やかさから、昔からお祝い事の際に食べられてきました。ちらし寿司に使われる具材には海老や、れんこん、豆など縁起の良い食材が使われています。海老は前述したように長寿の象徴ですし、れんこんは穴が開いていることから将来の見通しが良くなるという意味があります。また、豆には健康でマメに働くという意味が込められています。これらの食材が入った華やかなちらし寿司はおめでたい席にぴったりですね。

紅白なます

紅白なますはお正月のおせちにも入っている縁起のいい料理です。名前の通り人参の赤と大根の白の紅白の色が目にも鮮やかで、お祝いの席を彩ってくれること間違いなしです。

ローストビーフ

縁起のいい料理は日本食だけではありません。ローストビーフは見た目も華やかで最近ではおせちの中にも入っており、お祝いの席での定番料理となってきています。

まとめ

まとめ

還暦祝いは、60歳の節目を祝う大事な行事です。長寿社会の現代では60歳はまだまだ現役な人も多いのであまり年寄り扱いをするのは好まれないかもしれませんが、今までの感謝を伝えたり家族のきずなを再確認したりする機会として大切にしたいお祝いです。特に決まったお祝いの方法があるわけではありませんが、せっかくなので普段行けないようなお店に行ったり、縁起のいい料理を食べたりして思い出に残るお祝いをしてあげたいですね。

Back to Top