1. ヒトサラ

夏の風物詩!ビアガーデンの楽しみ方を解説

ビアガーデンといえば、夏の風物詩。暑気払いを兼ねて、職場の同僚や友人たちと盛り上がったり、デートで楽しんだり…。人気の理由はいろいろありますが、やはり一番は夏を演出する雰囲気と屋外ならではの開放感でしょう。でも、いまだにビアガーデンについて、ビルの屋上、飲み放題、BBQスタイル……、そんなイメージで止まっていませんか。実はビアガーデンは「おいしく」「おしゃれに」「個性的に」年々進化を続けています。今回は、ビアガーデンの種類や楽しみ方についてご紹介します。この機会にビアガーデンの情報をアップデートしましょう。

1.いろいろあるビアガーデンの種類

ビアガーデンが続々登場

いままでのビアガーデンといえば、街中の百貨店やホテル、ビルなどの建物の屋上が定番でした。しかし、最近は趣向を凝らした、いろいろなタイプのビアガーデンが誕生しています。女子会にぴったりなおしゃれなビアテラスやデートにも使える夜景がきれいなビアガーデン、小規模ながら隠れ家的な場所もあります。また、公園や山頂で自然を身近に感じるビアガーデンや海外のビールが一堂に会するイベント型のビアガーデンも増えてきました。

目的に合わせてチョイスしましょう!

         
  • ・屋上タイプ/夜景などの眺望を見ながら開放感に包まれたい人ヘ
  • ・庭園タイプ/自然を身近に感じながらアウトドア感覚を楽しみたい人へ
  • ・ホテル&レストランタイプ/美味しいものが食べたい、料理重視派に
  • ・隠れ家タイプ/デートにもOK! 雰囲気重視のカップルに
  • ・イベントタイプ/ふらっと立寄り、お祭り気分を楽しみたい人へ
  • ・ブルーパブタイプ/いろいろなビールを味わいたいクラフトビールファンに

おひとり様でも楽しめる

みんなで賑やかに楽しむのがビアガーデンのイメージですが、最近は「おひとり様」でもふらりと立ち寄って気軽に飲めるように、カウンター席や立ち飲み席を用意しているビアガーデンが登場しはじめました。仕事帰りに一人で軽く一杯。「旨いビールが飲みたくて!」といったノリなら、居酒屋よりも入りやすいかも。

イベント型で盛り上がる

日本でも「オクトバーフェスト」をはじめ、海外のビールが一堂に会するイベント型のビアガーデンが人気です。公園を利用して行われることが多く、出入りが自由なのでふらっと立ち寄ることができます。また、日本各地の名店が集まるグルメイベントでもおいしいビールが飲めます。お祭り気分も味わえるとあって、年々人気が高まっています。

ビールが苦手でも楽しめる

ビールは苦手、でもビアガーデンの雰囲気は好き。という人でも楽しめるドリンクメニューが豊富なビアガーデンもあります。特に女子を意識し、おしゃれな内装でシャンパンやノンアルコールカクテルの「モクテル」を出すお店も増えています。

昼のみスタイルで

夜のイメージがあるビアガーデンですが、土日など昼間から営業しているお店もあります。優雅に太陽の下でビールを一杯、なんて楽しみ方はいかがですか。また、家族でBBQがてらに訪れるのもいいでしょう。手軽にレジャー気分が味わえます。

ビールにこだわる、料理がおいしい

最近はクラフトビールを用意するビアガーデンが登場しています。しかも飲み放題のお店もあり、ビール好きには嬉しい限りです。また、昔のビアガーデンの料理は脇役という印象でしたが、最近では本格的なイタリアンや魚介類、野菜料理にこだわった店も増えています。

2.ビアガーデンの魅力とは?

ビアガーデンと聞くとワクワクしてしまうのはどうして? それはやっぱり自然との距離が縮まって、アウトドア感覚の開放感が気分転換につながるからかもしれません。普段行く飲食店やバーとは違った刺激があり、期間限定なのも特別感があっていいですよね。キャンプや旅行に行かずとも、非日常的なシチュエーションで手軽に夏の気分を盛り上げてくれます。また、食べ放題や飲み放題のコースなら、気兼ねなく飲み食いができるのも魅力です。

3.ビアガーデンに行くときの持ち物

ビアガーデンに行くときに、持って行くと役立つもの、あると何かと重宝するものを紹介します。

軽快に動けるミニバッグがおすすめ

お店の雰囲気にもよりますが、バッグは斜めがけの小さめのバッグがおすすめです。荷物を置く場所がなかったり、一緒に行くメンバーの数にもよりますが、席替えが比較的自由なときを想定しておきましょう。

日中は、UVクリームで日焼け止め対策を

野外の日中の場合、紫外線対策は入念に行いましょう。パラソルや日除けのシートが張られていても、紫外線は地面や壁に当たって反射します。メイク前ならファンデーションの下にも日焼け止めを。メイク後ならスプレータイプの日焼け止めがおすすめです。

野外では虫除けスプレーを持参しよう

ビルの屋上ならそれほど心配はありませんが、庭園や自然の中にあるビアガーデンやビアテラスの場合は、蚊がいることを想定して虫除けスプレーを携帯しましょう。

タオル地のハンカチ、ハンディーファンがあると重宝

ハンカチはタオル地のしっかりした素材がいいでしょう。日中は汗を拭くのに必要ですし、飲み物の滴で服やケータイを濡らすことも。また、暑さ対策にハンディーファンや団扇、扇子があると快適です。

ウェットティッシュやアルコール系の除菌シートを用意しよう

屋外で気持ちが緩みがちですが、除菌対策は必要です。イベント型のビアガーデンの場合は仮設トイレが多いこともあり、アルコール系の除菌シートやスプレーを持参しておくと安心です。ポテトやピザもフォークや箸で。

4.ビアガーデンに行く前に

服装はカジュアルに

屋外の場合は椅子がホコリっぽかったり、バーベキュー形式は服に匂いがつくことも覚悟しておいた方がいいでしょう。したがって、汚れが目立ちやすい服や自宅で洗濯できない服は避けた方が無難です。また夏でも夜になると少し冷え込むことがあります。屋内なら冷房で体が冷えてしまうことも。そんなとき、薄手のカーディガンやストールなど一枚羽織れるものがあると安心です。

雨天時の対応

ビアガーデンは屋外が多いので、天気に左右されやすいのも仕方ありません。雨天でもOKなのか、急な雨への対応や中止の場合の連絡など、事前に確認しておくと安心です。

お店の雰囲気やドリンク、フードのリサーチ

いろいろなビアガーデンがあって選ぶのに迷いますが、目的を決めないと失敗することも。落ち着かなかったり、盛り上がらなかったり……、そんなミスチョイスをしないように、ビアガーデンの雰囲気やメニューを事前にチェック。一緒に行く人や気分に合わせてお店を選びましょう。

5.ビアガーデンの注意点

予約を入れましょう!

居酒屋やレストランでの飲み会は事前予約がほとんどですが、ビアガーデンの場合は、少人数だと予約をしないでお店に足を運ぶケースがあります。でも、最近のビアガーデンは予想以上に混んでいることがあるので、人数が少なくても予約をすることをおすすめします。

大人数ならコースがおすすめ

職場や大人数での飲み会は、ビアガーデンに限らずメニューは個々でバラバラに頼むよりも、コースもしくは食べ飲み放題にするのがおすすめです。食べたり、飲まなかったりという個人差による不公平感もなくなります。

マナーを守る

屋外の場合、少々はしゃいでも許されますが(もちろん程度にもよります)、大声で騒いだり、人に絡んだり、無駄に動き回ったりして他人に迷惑をかけないようにしましょう。子どもを同伴させるときも同様です。小さな子どもは視界に入らないこともあるので、子どもだけで移動させるのは止めましょう。

まとめ

今回紹介した「ビアガーデンの楽しみ方」は、いかがでしたか? 俳句では、「ビアガーデン」は夏の季語として認められていて、季節の移り変わりを楽しむ日本人にとって、とても身近なレジャーのひとつといえそうです。でも、ビールに限らずアルコール類には利尿作用があります。帰宅したら十分に水分補給をしてください。お酒を大量に飲んで水分補給をしないまま寝てしまうと、脱水症状を起こすことがあります。健康に注意し、暑い夏を乗り切りましょう。

イラスト:タニダアヤ

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