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世界の文化が交錯する国で体験する新しい味 シンガポールの
トップシェフが
オススメするお店
Hitosara special

交易によって食材を調達し、食文化を独自に発展させてきた国シンガポール。
まだ若い国だからこそ、その進化のスピードは速く、エネルギッシュで刺激的だ。
『2019年アジアのベストレストラン』No.1に輝いた【オデット】のフランス人シェフをはじめ、
人気レストランの料理人の国籍が様々なのもこの国らしいところ。
アジアで随一のメルティングポット、シンガポールを今味わうなら、この5軒へ。

Photographs by Lim Minglong Desmond / Coordination&Text by Kyoko Nakayama / Design by form and craft Inc.

  • Zen ゼン トリスタン・ファーマー氏

    スコットランド出身のトリスタン氏は、ロンドンの【Maze】のヘッドシェフなど、ゴードン・ラムゼイ氏の下で8年間キャリアを重ねたのち、NYや香港、ドバイをへてFrantzenチームへ。3ヶ月働いたのち、2019年【ZEN】の開店とともにシンガポールに渡りシェフに。

    Chef's Recommend

    • Mirazur
      by Mauro Colagreco (フランス)
      素晴らしいロケーションで、とても洗練されたエレガントな料理を提供していると思います。とてもパーソナルでフレンドリーな、ポイントを押さえたサービスも気に入っています。
      https://www.mirazur.fr/
    • Louis XV(モナコ)
      究極の三ツ星の贅沢さです。最高の食材、テーブルサイドのサービス、ダイニングルームの装飾も息をのむ素晴らしさです。
      https://www.ducasse-paris.com/en/addresses/louis-xv-alain-ducasse-hotel-paris
    • Faviken (スウェーデン)
      場所やそこに行くまでの過程も含めて、本当にユニークなレストランです。宿泊もしたのですが、まるで家族のように面倒をみてもらえました。
      http://faviken.com/
    • IL Luogo di Aimo e Nadia
      (イタリア)
      3代続く家族経営の店で、とても特徴のある店です。シグネチャーのリングイネの味は忘れられません。
      https://aimoenadia.com/
    • Restaurant Andrew Fairlie
      (スコットランド)
      初めて行ったミシュラン星付きレストランです。全てのディテールが忘れられない経験でした。食べた後、ここで働こうと決めました。
      https://www.andrewfairlie.co.uk/
  • Nouri ヌーリ イヴァン・ブレム氏

    ブラジル・サンパウロ生まれ。なんでも手作りする器用な祖母、好奇心旺盛で様々な国の料理を食べに連れて行ってくれた母の影響で、料理の世界へ。【ムガリッツ】・【ザ・ファット・ダック】を経てシンガポール【バカナリア】でヘッドシェフ、2017年に【ヌーリ】をオープン。

    Chef's Recommend

    • Asador Etxebari(スペイン)
      今のところのお気に入りの食体験です。素晴らしい食材を使い、炎を使ってその味を最大化していると思います。気取らず、徹底的に美味しくて根元的な食の喜びとインスピレーションを感じる店です。
      https://asadoretxebarri.com/
    • Brawn(イギリス)
      ロンドンでのお気に入りの店です。軽やかで、季節感があり、味の組み合わせは正しくクリエイティブです。素晴らしい食材を使って愛情を持って調理された、深く満足できる料理を提供しています。素晴らしいワインリストも魅力です。
      http://www.brawn.co/
    • Locavore(インドネシア)
      シェフのエールケとレイはファット・ダック時代に一緒に働いた仲間で、最近食べに行きましたが、ここ最近の記憶に残る食事となりました。レストランのあるウブドの人や産物といった物語をこのように明確に意味のあるものとして伝えているのを見るのは美しいものです。多くのファインダイニングが、インスタグラムのヒットやトレンド、技術的な発達を基準に自らの選択を評価するような時代にあって、詩的な優雅さや意味を、高い技術と実用的な方法で食に取り込んでいると思います。
      https://www.locavore.co.id/
    • A Wong(イギリス)
      世界中を探しても、ウォンシェフほど、歴史と伝統のリサーチに夢中になっている中国人シェフは他にいないと思います。国境の国々との交流による中国料理の多様性に光を当てていて、私たちNouriのアプローチと非常に関係性が深いと考えています。
      https://www.awong.co.uk/
    • Dewakan(マレーシア)
      ダレンシェフやデワカンのチームのように、マレーシア料理の風景を探索している人はいないでしょう。知的で、技術的で、クリエイティブで、とても美味しい料理です。さらに重要なことに、時間においても、場所においても、「今マレーシアで作っている料理」というアイデンティティを持っているのです。
      https://www.dewakan.my/
  • Odette オデット ジュリアン・ロワイエ氏

    フランス・カンカル生まれ。【ミッシェル・ブラス】で修業後、世界を渡りながら修業を重ね、ロンドン【グリーンハウス】でスーシェフを務める。2008年にシンガポール【ジャーン】で総料理長に就任。6月には香港にもう一人の祖母の名をつけたビストロスタイルの店、【ルイーズ】を開店。

    Chef's Recommend

    • Ultraviolet by Paul Pairet
      (中国・上海)
      味覚と感情を独創的に遊ばせることで、ユニークな世界観と多くの感覚を呼びさまします。ラッキーなことに2回行く機会があり、まるで旅のような体験に圧倒されました。ユニークでおいしく、遊び心があります。
      https://uvbypp.cc/
    • Mirazur by Mauro Colagreco
      (フランス)
      繊細でエレガントな料理で、バランスのとれた味とテクスチャーがとてもユニークです。客席から望む、地中海の眺めも最高です。
      https://www.mirazur.fr/
    • l’Arpege(フランス)
      アラン・パッサール氏の料理の魔法と詩が楽しめる場所です。素晴らしく美味しく、キラキラとした料理です。
      http://www.alain-passard.com/en/
    • Elkano(スペイン)
      素晴らしい魚とシーフードを、とてもチャーミングな漁村で楽しめるところが気に入っています。
      https://www.restauranteelkano.com/
    • 鮨さいとう(日本)
      日本の完璧さを表している店。2度行きましたが、斎藤さんの技術に感銘を受けました。卓越した熟練の技とバランスだと思います。
      https://hitosara.com/0006076487/
  • Burnt Ends バーント・エンズ デイビッド・ピント氏

    オーストラリア・パース出身。多くのミシュラン星付きシェフを輩出する、オーストラリア・シドニーの【テツヤズ】、スペイン・バスク地方の【エチェバリ】で修行した後、2013年、シンガポールに【バーント・エンズ】を開店。国内にカジュアル店【ミート・スミス】2店も展開している。

    Chef's Recommend

    • Asador Etxebarri(スペイン)
      味もテクニックも食材も最高。ヴィクター氏の気前の良い性格が出た料理。シンプルな良さが好き。
      https://asadoretxebarri.com/
    • Sin Hoi Sai Seafood Restaurant
      (シンガポール)
      仕事が終わって仲間と食べに行くのに最高のチリクラブの店。ソースのフレーバーも甘すぎずでちょうどいい。チリクラブだけでなくブラックペッパークラブもおすすめ。
    • Brawn(イギリス)
      シンプルで、骨太ないい料理を出すご近所系フレンチビストロ。シーフードやコーンウォールの肉などのイギリスの食材を、フランスの調理法で出してくれる。素晴らしいワインリストがあるのも魅力。
      http://www.brawn.co/
    • Belon(香港)
      こんなに若いシェフがこんなに正確なテクニックを持っているなんて、とリスペクトしている。アニョロッティの味は今も覚えている。
      https://belonsoho.com/
    • Meadowood(アメリカ)
      去年のクリスマスにコラボレーションの仕事をしたレストラン。カリフォルニアらしいスタイルで、農場を持ち野菜を多用したクリーンな味だけれど、発酵ラディッシュのビネガーなどを使って、味わい豊かに仕上げているのがいい。
      https://www.therestaurantatmeadowood.com/
  • Les Amis レザミ セバスチャン・レペノワ氏

    フランス・ロワール地方出身。故ジョエル・ロブション氏のレストラン【ジャマン】を経て、2010年に香港【セパージュ】のエグゼクティブシェフとして初めてアジアに。シンガポール【レザミ】のグループエグゼクティブシェフとして、2016年ミシュランで二ツ星、2019年三ツ星を獲得。

    Chef's Recommend

    • L'ambroisie(パリ)
      ベルナール・パコー氏の料理のスタイルには、強い絆を感じます。いつの日か、パコー氏の後を継いで、このレストランを率いることが、私の夢です。
      https://www.ambroisie-paris.com/
    • Per Se (NY)
      トーマス・ケラー氏はフランス料理を作る外国人シェフの中でベストだと思います。二ツ星のレストランを効果的に、また上手く回していくという面で、彼は素晴らしいロールモデルです。
      https://www.thomaskeller.com/perseny
    • Michel Guérard (フランス)
      ミッシェル・ゲラール氏はフランス料理の守護神のような存在で、とてもインスピレーションを受けます。
    • Le Bernadine, (NY)
      エリック・リパー氏と私は以前【ジャマン】で働いているなど、背景が似ています。特に魚を使った料理が出色。
      https://www.le-bernardin.com/
    • Lung King Heen(龍景軒、香港)
      調理の下準備などの技術が素晴らしいと思います。
      https://www.fourseasons.com/jp/hongkong/dining/restaurants/lung_king_heen/

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