案内状には地図を添付すると好印象
お礼メールの印象はタイミングで決まる
書面が好ましいが、メールでもOK
Manners
ビジネスの場において、誰かを食事に誘う機会は意外と多いものです。 そこで、どういう案内状やお礼状を出せばいいのか、例文を紹介します。 準備ができたら早めに以下のような案内状を送りましょう。
案内状の書き方(日程と場所が決まっていない場合)
件名:【お食事会の日程の件】◯◯商事とのお食事会について
株式会社◯◯
◯◯様
拝啓 貴社ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
株式会社◯◯の◯◯と申します。
弊社、事業部長◯◯より申し付かりまして、
お食事会のお誘いの連絡をさせていただきました。
恐れ入りますが、来週◯月◯日以降で都合の良い日程を教えていただきたいと思います。
2,3候補日を頂けますと幸いです。
ご予定はこのメールに返信下さいますよう、お願い致します。
お忙しいところ恐縮ですが、日程調整どうぞよろしくお願い致します。
敬具
案内状の書き方(日程と場所が決まった場合)
件名:【お食事会の日程の件】◯◯商事とのお食事会について
株式会社◯◯
◯◯様
拝啓 貴社ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、この度日頃の感謝を込めまして、下記の日程にてお食事会へご招待したく存じます。
ご多用とは存じますが、◯◯様のご出席をお待ちしております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
――――――――記―――――――――――――――
日時:平成○○年○○月○○日(○)
○○時~○○時
場所:〒○○○-○○○○
東京都◯◯区◯◯◯◯◯
(添付の地図をご参照ください)
連絡先:◯◯◯ー◯◯◯◯ー◯◯◯◯(担当:◯◯)
――――――――――――――――――――――――
※会場の地図を添付するとよいでしょう。地図でもわかりずらい場合は駅からのルート説明を入れるとより丁寧な印象を与えられます。万が一の場合にも即座に対応できるよう、担当者の電話番号も記載しておきましょう。
Manners
接待を受けたら、お礼状を出すのもビジネスマナーの1つ。 当たり前のことなのですが、感謝の気持ちを相手に伝えることで自分の印象もよくなります。 接待内容や心遣いに対して、礼儀正しく感謝を伝えましょう。
お礼状の書き方(接待された側)
件名:お食事会の御礼
株式会社◯◯
◯◯様
平素は大変お世話になっております。
株式会社◯◯の◯◯です。
昨日はお招き頂きましてありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。
雰囲気のいいお店で、美味しい料理を堪能させていただきました。
特にしめ鯖と日本酒は絶品でした。
思いがけずごちそうになってしまい、恐縮しております。
機会がございましたら、ぜひお返しなどさせていただきたいと存じます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
取り急ぎお礼まで。
お礼状の書き方(接待した側)
件名:Re:お食事会の御礼
株式会社◯◯
◯◯様
先日はお忙しい中お付き合い下さいましてありがとうございました。
◯◯様と楽しい時間を過ごし、時が経つのも忘れるほどでした。
またご一緒いただける日を楽しみしております。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
※相手側からお礼状が届いたら、すみやかに返信を。まず、いただいたメールを返信する時は「Re:」をつけましょう。返信のメールか新規のメールかがひと目でわかるからです。そしてシンプルかつわかりやすい内容を心がけることが大事です。
しっかり感謝を伝えることが、末永い関係性を築くポイントです。 お礼状は必ず送りましょう。そして大事なのは送るタイミングです。 時間が経ちすぎると、お礼状を受け取った相手の喜びも小さくなってしまいます。
お礼メールは翌朝第一優先で送る
お礼メールはすぐに出す方が感謝をしている気持ちが伝わりやすいです。次の日の午前中にすぐにメールを送ると良いでしょう。
お礼状やメールを出さない
お礼状を出さないのはビジネスマナーとして論外です。また、1週間後など遅れて出すのも印象がよくないので気をつけましょう。