1. ヒトサラ

食べて美しくなる
ハワイのレストラン
8選

ハワイで採れる新鮮な食材を使い、素材の味を生かした料理をいただけるお店がオアフ島にはたくさんあります。
少しドレスアップして行きたいお店から、カジュアルな雰囲気ながら味は本格的なお店まで、
地元の人が好んで出かけるお店をご紹介しましょう。
アメリカンな食事が続いてしまいがちなハワイ滞在中意識的に取り入れれば、
カラダの内から健康的で綺麗になれること間違いなし。ぜひお気に入りを見つけてください。

MERRIMAN’S HONOLULU

メリマンズ ホノルル

ハワイ島生まれの名店が
ついにオアフに上陸!

再開発が進むワードヴィレッジにお店はある。ソファに採用されているのはアパレルブランドの【ケアロピコ】のファブリック

ハワイ島ワイメアにある【メリマンズ】をはじめ、マウイ島、カウアイ島などでレストランを展開するピーター・メリマン氏が念願だったというホノルルに新店舗をオープン。メリマン氏はハワイで地産地消が進むきっかっけとなった「ハワイ リージョナル キュイジーヌ」を牽引したシェフの一人として知られる人物だ。野菜や魚介類など、ハワイ諸島各地から厳選した食材を生かしたメニューを目当てに訪れたい。

『ヒラバラ ファーム ビーツ&フェンネル サラダ($14)』。ジューシーなオレンジは食感だけでなく彩りの美しさも添えてくれる

ハワイ島にあるヒラバラ・ファームで採れるビーツとフェンネル、同じくハワイ島で作られるゴートチーズを使用したサラダ。ビネガーが利いたさっぱりとした味わいは白ワインによく合う。ヘルシーな食事としてオススメなことはもちろん、その後の食事を楽しむめためのスターターとしてもぴったりな位置付けだ。ヒラバラ・ファームの野菜は現在、同店だけでなくダウンタウンにある名店【セニア】をはじめ多くのレストランから選ばれている。

『フレッシュ・ハワイアン・フィッシュ・セビーチェ($16)』は漁師に直接依頼し、その日に上がった魚を使用している

ピーター・メリマン氏はカカアコにあるカジュアルライン【モク・キッチン】、コオリナの【モンキーポッド】などのオーナーでもある

MERRIMAN’S HONOLULU
メリマンズ ホノルル

  • 電話:(808)215 0022 
  • 住所:1108 Auahi St Honolulu
  • 営業:11:00〜21:00、金・土曜11:00〜21:30
  • 休日:無休

RANGOON BURMESE KITCHEN

ラングーン バーミーズ キッチン

野菜やナッツたっぷりの
本格ミャンマー料理

広々とした店の全体にオーナーシェフの祖国への思いが窺える。1号店の【ダゴン】よりアップスケールな店構え

キング通りにある【ダゴン】の姉妹店としてダウンタウンにオープンした、ミャンマー料理レストラン。発酵させた茶葉と野菜、ナッツを混ぜていただく『ティーリーフサラダ』や、トマトやレーズン、クローブが入った炊き込みご飯の『ビリヤニ』、マイルドなスパイスを使った野菜のカレーなど、体にやさしいメニューが満載だ。

生姜や多種類のナッツ、シードを一度に摂れる『ジンジャーサラダ($13)』は、ほかの料理との相性も抜群

スパイスやハーブを使いながら、優しい味わいのメニューが多い。大皿のファミリースタイルでサーブされるため、グループでシェアし、前菜からメイン、ご飯物までバランス良く食べるのがオススメ。旅行中に疲れがちな胃には、生姜がたっぷりの『ジンジャーサラダ』を。レモンをギュッと絞り、ビタミンをプラスできるのも嬉しい。

サクサクのパイ生地を割ると、薫り高い炊き込みご飯の『ビリヤニ($20)』が。チキン、ビーフ、ラムから選べる

ハワイで馴染みなかったミャンマー料理を一気に浸透させた、ミャンマー出身のオーナーシェフ、クン・サイ氏

RANGOON BURMESE KITCHEN
ラングーン バーミーズ キッチン

  • 電話:(808)367 0645
  • 住所:1131 Nuuanu Ave Honolulu
  • 営業:11:00~14:00、17:00~22:00
  • 休日:日曜

FISH HONOLULU

フィッシュ ホノルル

カカアコの新スポットで
ハワイの海の幸を堪能

カカアコのソルト2階。爽やかな風が心地良いオープンエアの店内は、ビーチハウスのような雰囲気

2018年末にオープンしたシーフードレストラン。地元産の魚介を中心に使用したオリジナル料理をカジュアルにいただける。メニューには、アヒ(マグロ)やマヒマヒ(シイラ)などの毎日仕入れる鮮魚を、カレーやリゾット、タコスなどのいろいろな形でハワイ風にアレンジした料理が並ぶ。カクテルを飲みながら優雅に楽しみたい。

肉厚で柔らかいマウイ島産クラ ロメインレタスに生マグロのポケをのせた『シーザーサラダ($17)』

鮮度の高い魚介を中心に、ヤシの木の新芽やマカダミアナッツ、パイナップルなど、ハワイならではの素材もさり気なく使われている。定番の『シーザーサラダ』をここで注文するなら、マウイ島産のクラ・ロメインレタスの上に、ハワイアンソルトとククイナッツで味付けしたアヒポケがのったものを。素材の良さが感じられる一品だ。

ハワイ産マグロと特製タルタルソースをふんわりブリオッシュで挟んだ『アヒサンドイッチ($17)』

【モリモト】や【ロイズ】などの有名レストランで腕を磨いたシェフのデレック・イカイカオカラニ・ウォン氏

FISH HONOLULU
フィッシュ ホノルル

  • 電話:(808)600 3160
  • 住所:ソルト・アット・アワ・カカアコ内324 Coral St Honolulu 
  • 営業:11:00~21:00
  • 休日:無休

ZIGU

地喰

契約農家から取り寄せる
地の食材を心ゆくまで

オープンキッチンになっているカウンター席や緑に囲まれたテラス席、個室も用意。シーンに合わせて様々な使い方ができるのは嬉しい

2018年5月にオープンした和食店。ハワイ各地に点在する農家を訪ね歩き、食材を厳選。ここでしか食べられない食材を多く扱う。お店がワイキキの中心地にあるというと観光客ばかりかと思いきや、ハワイの地のものを味わえるとあって、ローカルや在住日本人からも人気を集めている。メニューを考案したのはNYの高級和食店出身のシェフ、中山正樹氏。ヘルシーで新鮮な野菜を使ったメニューを目当てに訪れたい。

毎日店内で製麺する『ローカルケールざるうどん($12)』はしっかりした歯ごたえが特徴。出汁の効いたつけだれも美味

地元の野菜を使うことを信条に看板メニューの一つとして考案されたケールうどん。尾辻ファームのケールからケールジュースを作り、麺に練り込む。トッピングされているのは、ケールを素揚げにしたチップス。こちらの食感もいい。他にも、オアフ島の地豚を使った『マウイオニオンの豚生姜焼き($23)』、ハワイ島産のマカデミアナッツとオアフ島のマンゴーを使った『マカデミアナッツときんぴらごぼう、マンゴクリームソース($6.50)』など地産を使ったメニューには枚挙にいとまがない。

野菜やキノコの食感が楽しい『ローカルケールとハワイ産野菜の巻き寿司($11.50)』。ハワイ島産の辛味が効いたショウガをガリに

NY数々の日本食レストランで経験を持つ中山正樹シェフ。元々はジャスミュージシャンになるためにNYを訪れたそう

ZIGU
地喰

  • 電話:(808)212 9252
  • 住所:413 Seaside Ave Honolulu
  • 営業:11:30〜14:30(LO14:00)、17:30〜翌1:00(メインメニューLO22:30、ミッドナイトメニューLO24:00、ドリンクLO翌0:30)、日曜17:30〜23:30(フードLO22:30、ドリンク23:00)
  • 休日:無休

ARTIZEN BY MW

アーティゼン バイ エムダブリュウ

名店の味を
気軽に楽しめる

ハワイ州立美術館の1階にあるお店。美術館の奥へと進み中庭に面した場所にある。昼時には満席に

アラモアナにある有名店【MWレストラン】が手がけるプレートランチのお店。サラダやサンドイッチ、ボウルが人気を集めている。オーナーシェフのウエイド&ミシェル・ウエオカ夫婦がメニューを監修しており、味付けは一流でありながら、カジュアルな雰囲気で手頃な価格とあって、ローカルから支持されている。ダウンタウンという立地から地元で働く客も多いため、週替わりアイテムも充実。季節の新鮮な食材を使ったメニューも見逃せない。

『モチ クラステッド オパ トウフ($15)』モチを使ったユニークなメニューは同店のシグネチャーディッシュ

サラダなどのヘルシーなものからカルビやフライドチキンなどのガッツリ系まで、幅広いラインナップ。その日の気分に合わせて選べるのも魅力だ。『モチ クラステッド オパ トウフ』は、細かくスライスしたお餅をオパ(赤マンボウ)と豆腐に衣のようにつけ、熱々に熱したフライパンで焼き上げるもの。柚子胡椒が効いた酸味のあるソースでいただく。本店でも類似メニューがあるがこちらで食べるとかなりお手頃。

『マヒマヒ サンドイッチ($14)』。ミシェル氏のレシピで作られるサンドイッチブレッドがマヒマヒの味を引き立てる

ウエイド&ミッシェル・ウエオカ夫婦。名店【アラン ウォンズ】 出身の二人が手がけるメニューはどれもハズレのない美味しさ

ARTIZEN BY MW
アーティゼン バイ エムダブリュウ

  • 電話:(808)524 0499
  • 住所:ハワイ州立美術館内1F 250 S King St Honolulu
  • 営業:7:30〜14:30
  • 休日:土・日曜

SWEET HOME CAFÉ

スイート ホーム カフェ

好みの具材を選んで
オリジナル鍋を!

広い店内は子ども連れも入りやすい雰囲気。お店は17時からで、6時半から15時まではおにぎり屋さんの【おおきに】が営業している

モイリイリにあり、常にローカルで行列する台湾式火鍋のお店のワイキキ店。ベースのスープはヘルシーハーブ、スパイシー味噌、トマトビーブなど15種類が用意されており、スープとお肉を選んで注文したら、あとは店内の冷蔵庫から好きな野菜や麺類をセルフで取り出すというスタイルは盛り上がること間違いなし。「ハワイの美味しいものを知ってほしい」とローカル食材を多く使用している。

ベースのスープ3種($24.95)。1種($11.95)、2種($18.95)も選ぶことができる。

鍋用の具材はローカルのものも多く、ケールやオクラなどの野菜、生でも食べられるほど新鮮な鶏肉、ハワイ島のコナアワビなどが用意されている。野菜がたっぷり取れるので、滞在中に野菜不足を感じた時にも強い味方。具材はお皿の色で値段が分かれている。注文後は90分制。60分ほど経ったところで、シェイブアイスが食後のサービスとして出てくる。

『手羽先($6)』などの小皿料理は日替わりメニュー。オアフ島ノースショア産の牡蠣を使ったものなどが登場することも

食後に出てくるサービスの『シェイブアイス』。たっぷりのかき氷の上に、タピオカ、杏仁豆腐、プリン、練乳など、ボリューム満点!

SWEET HOME CAFÉ
スイート ホーム カフェ

  • 電話:(808)922 7894
  • 住所:407 Seaside Ave Honolulu
  • 営業:17:00〜23:00(LO22:00)
  • 休日:無休

SPROUT SANDWICH SHOP

スプラウト サンドイッチ ショップ(カイムキ店)

地産&有機野菜の
具沢山サンドイッチ

店内のカウンター席と屋外にあるテーブル席で、できたてを食べられる。開店と同時に常連客が訪れる人気ぶり

ロコが列を作るサンドイッチ専門店。ヘルシー&ローカルをテーマに、ハワイ産の採れたて野菜を使っている。シャキシャキとしたアルファルファやレタス、ケールなど、フレッシュな野菜をたっぷりと手軽に摂れるのが魅力。また、ヴィーガンパテや赤玉ねぎのピクルス、マヨネーズなど、手づくりの具材が美味しさの秘訣だ。

黒豆と野菜、ナッツで作られた特製のヴィーガンパテを挟んだ『スプラウトイッチ($10.50)』

サンドイッチはどれも注文ごとに作り、パンを丁寧にトーストしてくれる。パンに塗るマヨネーズやフムスなどもホームメイドで、味のアクセントに欠かせない存在だ。肉類を控えて野菜だけを食べたい時は、黒豆を使用したヴィーガンパテの『スプラウトイッチ』を。食欲をそそるアイオリ&BBQソースが塗られ、肉のような食べ応えを楽しめる。

ローストターキーにブリーチーズ、リンゴを使用した『フローター($10)』。赤玉ねぎのピクルスがアクセントに

元気な女性スタッフが多いキッチンを明るく取り仕切るマネージャーのジョーダンさん

SPROUT SANDWICH SHOP
スプラウト サンドイッチ ショップ(カイムキ店)

  • 住所:1154 Koko Head Ave Honolulu
  • 営業:10:00~15:00
  • 休日:無休

THE BEET BOX CAFÉ

ザ ビートボックス カフェ(カイルア店)

海帰りに立ち寄りたい
ベジタリアン カフェ

小さな子供連れのファミリーやハイキング帰りのカップルなど、様々なロコがゆっくりと食事する広い店内

ノースショアでスタートしたフードトラックがサーファーやヨギーニの間で人気となり、現在はハレイワとカイルアに店を構える朝食&ランチのスポット。ローカル野菜をふんだんに使ったベジタリアンメニューのプレートやヴィーガンパンケーキなど、健康的にお腹を満たすメニューが揃い、グルテンフリーも選択できる。

ドラゴンフルーツのピンク色が美しい『ピタヤボウル($9)』の上には、スーパーフードのビーポーレンがたっぷり

食事系メニューのほか、フルーツボウルやスムージーなど、軽めのメニューも充実している。太陽の下で思い切り遊ぶ日なら、ビタミンとミネラルが豊富なドラゴンフルーツの『ピタヤボウル』を選びたい。酸味が少なく爽やかな味のドラゴンフルーツは、ハチミツの甘さと良く合う。手作りのグルテンフリー・グラノーラにも注目を。

生野菜に潜む焼き豆腐がアクセントの『タイタコス($12.75)』。トルティーヤはコーンでできたグルテンフリー

同店のファンになったことがきっかけで勤め始めたというコロラド州出身のシェフ、コーディ・カートライト氏

THE BEET BOX CAFÉ
ザ ビートボックス カフェ(カイルア店)

  • 電話:(808)262 5000
  • 住所:46 Hoolai St Kailua
  • 営業:7:00~16:00
  • 休日:無休

HONEY(ハニー)

大人の女性のためのビーチライフ・スタイル・マガジン。
モデルの長谷川潤をメインキャラクターに起用し、海とサーフィンをコンセプトに、ライフスタイル、ファッション、カルチャーを提案、多くの女性に支持される。

写真:熊谷 晃、桐生 真、富川 絢、堀 正泰
取材・文:椎名 絵里子、渡辺 愛恵
このページのデータは、2019年2月取材時のものです。営業時間、定休日などの情報は変更されることもございますので、あらかじめご了承ください。

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