イラストで解説！ ハワイで押さえておきたい「ドレスコード」一覧

01.リゾート・カジュアル

　まずは、ホテル内のお店やちょっとした高級店など、一番多くの場所で採用されているドレスコード。これを押さえておけばまず大丈夫。ほとんどのお店に自信を持って入店できるOKな装いから確認していきましょう。

　具体的な服装はどんなものかというと……、男性であれば、襟付きのシャツ、つま先の隠れた靴、女性はワンピースやムームー、キレイめのファッションにヒールのある靴などが、リゾート・カジュアルと呼ばれるものです。

　男性の場合、アロハシャツも立派な襟付きのシャツとしてみなされますし、女性の場合、パンプスだけでなく素足で着用するサンダルもOKです。男性は長ズボンと指定されていなければ、ハーフパンツでも入店は可能ですが、迷った場合は長ズボンか無難。靴と指定されている場合は、スニーカーや男性のサンダルはNGとなります。デニムの扱いには迷うところですが、キレイめな色やシルエットであれば、入店を拒否されることはないかと思いますが、これも避けたほうが無難でしょう。

　日本のオフィス・カジュアルに近いイメージかと思いますが、そこまで硬くなくてもOKといった雰囲気が、ハワイでいうリゾート・カジュアルだと考えてみてください。リゾート・カジュアルのことを、アロハ・アタイア（Aloha Attire）と呼ぶこともあります。

　また忘れがちなこととして、帽子の扱いがあります。リゾート・カジュアルにストローハットやパナマ帽などを合わせる場合があるかと思いますが、入店後は帽子をとるのがマナー。日本では特に、帽子をオシャレのために被り、帽子を脱いだ後の乱れた髪型でいたくないといった考え方から、レストランでもそのままというケースがあるかと思いますが、アメリカではそういった考え方はありません。男女共に覚えておくといいでしょう。

02.カジュアル・エレガンス

　ハワイで唯一、男性はジャケットorドレスシャツ着用というドレスコードを設けているのは、ハレクラニホテルの中にある【ラ・メール】です。ハワイ随一のファインダイニングですので、ここでの服装にはもっとも気をつけたいところ。男性はそのほかのルールとして、長ズボンと靴の着用を、女性はエレガントな夜の装いとホームページで案内されています。

　ちょっと緊張してしまうかもしれませんが、男性も女性もドレスアップして出かけ、その場の雰囲気を楽しむのがいいですね。子どもは８歳から入店が可能です。子どもの場合も男の子は襟付きのシャツ、女の子はワンピースを着るなど服装に気をつけるといいでしょう。

03.ビーチ・カジュアル

　こちらはNGのドレスコード例としておさらいしましょう。ビーチ・アタイア（Beach Attire）と呼ばれることもあります。

　ハワイで日中出かける際に、多くの人が選んでいるのは、ビーチ・カジュアルではないでしょうか。男性も女性もTシャツにハーフパンツ、スニーカーやビーチサンダルを基本として、女性は露出度の高いトップスやショートパンツなどを身に着けることもあるかもしれませんね。

　残念ながらこれらは全て、ハイエンド・レストランではNGの服装です。カジュアルなレストランやバーガーショップなどに出かける際には、このようなファッションのまま出かけてももちろん大丈夫です。ビーチサンダルのことは、ラバーシューズ、フリップ・フロップスと呼びますので、この単語も覚えておくと安心です。

　また、ビーチサイド、プールサイドのバーに限っては水着での利用が可能ですが、その他のお店ではNGとなります。水着と同等に考えられているのが男性のタンクトップ、ベースボールキャップ。これらで入店できるのは、カジュアル店だけと覚えておきましょう！

　この記事では、ハワイの一般的なドレスコードについてまとめました。南国のハワイ、また観光地であるという土地柄、上記にぴったりの格好をしていないと入店を拒否されるという例は少ないのですが、万が一にもそうなってしまったら、せっかくの予定が台無しですよね。

　ハイエンドなお店を予約するのであれば、ドレスコードを目安にしながら、エレガントさを大切にしたオシャレを楽しんでみましょう。日中出かけた後に、ホテルで着替えてから出かけるゆとりがあるといいですね。また服装とは異なるものの、女性の過度なメイク、奇抜なメイク、それからノーメイクもマナー違反となります。レストランに出かけることを楽しみながら、服装もメイクも準備してみてください。