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  3. 夏の旬の食材「アワビ」がおいしい東京のお店 練馬【あわび亭】
溢れ出す、旨味「アワビ」 溢れ出す、旨味「アワビ」 溢れ出す、旨味「アワビ」

溢れ出す、旨味アワビ

高級食材として知られる「アワビ」。生で食べればコリコリとした独特な歯ごたえで、熱を加えれば柔らかな食感へと姿を変える身は、噛むたびに旨味が溢れ出します。そんなアワビの魅力を余すところなく楽しめる、アワビ料理専門店【あわび亭】のアワビ料理をご紹介します。

柔らかくて甘い身と、クセのない肝の旨味に
心躍る『あわびのステーキ』

【あわび亭】東京・練馬

ステーキ、刺身、天ぷらなど、
さまざまな調理法でアワビの魅力を伝える専門店

 練馬駅から徒歩5分、住宅街の中に佇む【あわび亭】は、全国でも珍しいアワビ料理専門店です。20種を超える独創的なアワビ料理がお得に食べられると評判で、日本のみならず、中国や台湾など海外からも客が訪れます。

店内には4人掛けのテーブル席が5卓に加え、8~10人ほどの大人数でも利用できる大テーブルもあり

 使用するアワビは国産にこだわり、夏は千葉・南房総のアワビ、秋は三陸ものなど季節によって変えています。信頼のおける仲介から直接仕入れているため、鮮度・質ともに高いアワビを低価格で提供できているのも店の強みです。

専門店だけあって、アワビの年間消費量は約2.5トンと、個人店でこれは驚きの量

この日はエゾアワビを使用。「エゾアワビはクロアワビよりも一回り小さいですが、その分、肉厚。ステーキや踊り食いでは、一人に1個を提供しています」と店主の岩楯さん。

『あわびのステーキ』

陶板で焼き上げる『あわびのステーキ』。5,200円、6,400円、1万円のコースの一品 ※単品でも注文可能

 さすが専門店、アワビ料理は焼き、蒸し、生と多岐にわたります。中でも人気なのが『あわびのステーキ』。にんにくなどさまざまな味付けで試作した中で、「バター醤油が一番しっくりきた」とのこと。

醤油とバターで軽く焼かれた身は、熱を加えることで柔らかい歯ごたえへと変化。噛みしめるたびにアワビの旨味が溢れ出します。横に添えられた肝にはクセがなく、ほんのりと漂う苦味がバター醤油のコクとよく絡み合います。

『あわびの天ぷら』

ふっくら揚がった『あわびの天ぷら』。何もつけずにそのままか、お好みでゆず塩と山椒塩を

 他にも、薄い衣の中に水分や旨味が閉じ込められたジューシーな『あわびの天ぷら』や、ご飯にしっかりとアワビのだしが染み込んだ『あわびごはん』などが続きます。

『あわびごはん』

薄口醤油のだしをベースに、アワビの身と肝を炊き上げた〆の一品。食べきれない分は持ち帰りも可能です

 アワビの身と肝の旨味を様々な調理法で楽しめる【あわび亭】。コースには、アワビ料理のほかにもグレードによって『活き伊勢海老の刺身』や『鯛の塩釜焼き』など、贅沢な食材が楽しめるコースも用意されています。鮮度、ボリューム、価格とすべてに満足度が高いと評判の店で、アワビを思う存分堪能してみてはいかがでしょうか。

素材へのこだわり

ストレスのない環境で調理直前まで活かし、鮮度のよいアワビを提供

活アワビは輸送中のストレスで身が固くなったり、風味が落ちると言われています。一度ストレスを無くし本来の味に戻すため、伊豆や城ケ島の海水を入れた水槽で保存。鮮度が高く、肝に臭みのないアワビを提供しています。

撮影/佐藤顕子 文/シマアキコ(ヒトサラ編集部)

全国のおいしいアワビ料理が
味わえるお店

じっくり3日かけて味つけする、干アワビの滋味あふれる『リゾット』

2年間熟成した干アワビを1週間かけてもどし、3日間かけて味つけ。そんなアワビをのせて手間暇かけてつくったリゾットです
東京・銀座

GINZA TOTOKI

03-5568-3511

海そのものを食べている感覚、『三輪山本の海藻麺 磯の香りとアワビ』

海藻を練り込んだ「手延べ海藻麺」と、アワビ、アワビの肝のソースを合わせた冷製パスタ。アワビの磯の香りと食感、麺の冷たい喉越しが調和
奈良・奈良

アコルドゥ

0742-77-2525

オードブル『徳島県阿部の活あわびのポワレ ソースプロバンサル』

レアに近い食感で程よい歯ごたえのアワビ。それにナスのローストとトマトソースの酸味と甘みが調和し、おいしさを際立たせます
神戸・芦屋

芦屋フレンチ北じま

0797-26-7774

ふんわりとした柔らか食感が魅力の『活あわびバター焼き』

伊勢志摩産の「あわび」を、肝とともにバター焼きにした濃厚な味わい。刺身とは違い、バター焼きならではの柔らかい食感がクセになります
三重・伊勢

割烹 大喜

0596-28-0281

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