初夏のスタミナ源ニンニク
食欲そそる香りを多彩な食材に纏わせる「ニンニク」。旬の6~7月に収穫されたばかりのニンニクは糖度が高く、エグみのない旨さが出色です。ニンニク料理でスタミナをつけて暑さを乗り切りましょう。
食欲そそる香りを多彩な食材に纏わせる「ニンニク」。旬の6~7月に収穫されたばかりのニンニクは糖度が高く、エグみのない旨さが出色です。ニンニク料理でスタミナをつけて暑さを乗り切りましょう。
【にんにくや】東京・恵比寿
恵比寿の【にんにくや】は、ニンニク料理専門店の先駆けとして1983年に創業。品質の高い国産ニンニクを贅沢に使用した料理の数々で、舌の肥えた大人たちに愛され続けてきた老舗です。
旬の時期にぜひ食べておきたい一品が『青森県産にんにくの丸揚げ』です。青森産ニンニクの収穫期は6月から7月にかけて。収穫されたばかりのニンニクは水分量が多く、瑞々しいのが特徴です。
その魅力を存分に堪能するにはシンプルなこの料理がぴったりなのです。約170℃の油で、じっくり時間をかけて揚げているため食感はホクホク。丸ごと揚げたニンニクは優しい香りを纏っており、口に入れると上品な甘さが広がります。
辛味が少なく、甘さが程よく主張するのは国産ニンニクならでは。低温の油でじっくり揚げているため、素材の瑞々しさが引きだされ、ほっくりとした食感に仕上がっています。
翌日の匂いを気にするのは野暮というもの。今日も、働き盛りの男性たちが栄養満点のニンニクを肴にお酒を酌み交わし、心も身体もパワーチャージしています。
【ガーリックガーリック】東京・渋谷
渋谷区松濤に店を構える【ガーリックガーリック】は、イタリアンをベースにしたニンニク料理を楽しめるお店です。
お店で使用するニンニクはすべて“国内最高品質”と謳われる青森県田子産のもの。「私自身、この店に来て田子産ニンニクの味に魅了されました。素材のもつ甘さと旨味を最大限に引き出すよう、丁寧な火入れを心掛けています」とシェフの峯田孝さんは語ります。
見た目にもインパクト大な『ガーリックトースト』はお店の看板メニュー。バゲットに乗ったニンニクの量は、なんとおよそ2株分。みじん切りにしたニンニクを、オリーブオイルとバターでじっくり炒め、塩のみで味つけしたシンプルな一品です。ニンニクに辛さやえぐみがないため、この量でもペロリといただけてしまいます。
意外にもお客さんの7割が女性だそう。ニンニク料理をシェアしながら、ワインを片手に仕事や恋愛トークに花を咲かせてはいかがですか。
PICK UP
パプリカやししとうなどの唐辛子類が旬を迎え、ビールのお供、枝豆も欠かせません。トビウオやスズキ、シマアジも収穫期。
秋の味覚の王様、松茸が店頭に並びます。サンマの水揚げがはじまり、たっぷりと脂がのった戻り鰹の季節です。
収穫の秋、里芋類やカボチャなどがおいしくなる季節です。サンマに脂がのり、イワシやニシン、イカがなども旬を迎えます。
ズワイガニ漁、サクラエビの秋漁、さらに山の幸ジビエの狩猟が解禁。サツマイモやカボチャなどの甘味もピークです。
鍋に最適な冬野菜の白菜や大根、春菊がおいしい季節です。海の幸もカキやホタテが旬を迎え、魚は脂がのって旨味が増します。
年が明け、旬を迎える魚が一年で最も多いのがこの時期。アマダイやアカムツ、イカやアカガイが出まわります。
ホタテやタラ、あんこうなど鍋に入れたい魚が豊富。蕾菜やアスパラ菜などが花芽を伸ばし、春の訪れはすぐそこです。
富山のホタルイカ漁が解禁。あさりや蛤などもおいしく、潮干狩りのシーズンを迎えます。山菜が出始めるのもこの頃。
アスパラガスやたけのこが出まわり、新タマネギや新ジャガイモの収穫も始まります。真鯛や鰆も獲れ、春到来です。
初鰹が最盛期を迎えます。野菜は、絹さややスナップエンドウなどの豆類がおいしい季節となります。
キュウリやピーマン、空芯菜やつる紫などの夏野菜が出始めます。海の幸は鮎やキス、トビウオ、マアジが旬を迎えます。
スズキやトビウオ、真アジに加え、鮎やハモも旬真っ盛り。茄子やズッキーニ、ゴーヤーなどの夏野菜が食卓を彩ります。